玄米で健康に

 

玄米食は非常に健康効果が高いと言われています。お米の栄養素のうち、95%は表皮と胚芽と呼ばれる部分に含まれているということはご存知でしょうか。

 

精白して白米にするということは、表皮・胚芽・胚乳からなる玄米のうち、栄養価が高い表皮・胚芽を取り除くことを意味しています。

 

つまり、玄米の段階では100%あった栄養が、精白することで5%しか残らなくなってしまうということです。よく、栄養を摂取するために野菜はたくさん食べる、様々な食品を食べるようにしたほうがいいと言われますが、精白せずに食べることも検討してみましょう。

 

また、玄米は水につけておくと発芽しますが、精白したお米は水につけておいても発芽しません。つまり、精白するとお米は死んでしまうということです。

 

どうしても玄米の食感や味に慣れることが出来ないという人は胚芽精米と呼ばれるものを試してみてはどうでしょうか。これは、胚芽を80%以上残したもののことです。胚芽には全体の栄養素のうち66%が詰まっているとされているので、ここが残っていれば多くの栄養を摂取することが出来ますね。

 

精白米よりもほんのちょっとだけ栄養素が高いというレベルではなく、多くの栄養素が○倍という多さになるので、同じ量のお米を食べたとしても、摂取出来る栄養素は豊富になります。小食であまりたくさんの食材を食べることが出来ないという人も、少ない量でたくさんの栄養素が補給出来るので検討してみてはどうでしょう。